蕎麦
2012年07月17日
群馬県赤城村から夏の新蕎麦の便り
蒸し暑い日が続き、きりっと冷えた麺類がより一層美味しく感じられる季節になりました。
しかし、同時にこの季節は、昔からお蕎麦屋さん泣かせの時期でもあります。秋に収穫された蕎麦の実の劣化が一番進行しているのがこれからの夏で、つながりづらく切れやすいそばになりやすいのです。
そんな蕎麦屋さんの憂鬱を少しでも解消しようと、最近では、少しでも早く新蕎麦を作ろうと工夫をしてくださる蕎麦農家さんもいらっしゃいます。
群馬県の赤城村では、数年前から宮本製粉さんの指導で、北海道の品種を用いての早出し新そぼの栽培がおこなわれています。
先日、新蕎麦の満開の花の様子の画像が送られてきました。順調に育成している様子で、このままいけば、8月の後半には、出荷できそうだとのことでした。
まだ残暑きびしい8月に、目にも涼しげなやや緑がかった新蕎麦が食べれる。想像するだけで、嬉しくなってきます。