大吟醸酒の酒粕の料理　いろいろ

毎年、この季節になると、懇意にしています全国の酒蔵さんが出来立ての酒粕を送ってきてくださいます。この酒粕、通常の市販のものとは一味違い、大吟醸酒 を搾った酒粕なのです。大吟醸酒なので、搾りもソフトです。なので、酒粕もまだお酒を多く含んでいてとても柔らかです。そのまま食べても、とても美味し い。

　あさだでは、この酒粕に、新年らしく子持昆布や丹波の黒豆、またはカマンベールチーズなどを漬けて粕漬けにしています。チーズと酒粕は同じ乳酸発酵の食材なので不思議とよく合うのです。

　また、白味噌と合わせた蕎麦がきの粕汁仕立てや、シャーベットにプリンなどデザートにも変身し、この時期のあさだでは、酒粕は大活躍します。うっかりすると献立の中が酒粕だらけになってしまいますので、気をつけないといけません。