取材など
2010年10月05日

蕎麦打ち指導の撮影

 新蕎麦の時期を迎え、ここのところ、蕎麦打ちを指導する様子を撮影するお仕事が続けて2回ほどありました。

 一つは、あさだの打ち場を使って、タレントさんと子役さんに十割蕎麦をお教えするTVの料理番組の撮影でした。
 もう一つは、インターネットでのカルチャースクール用のもので、これはカメラに向かってお話をしながら蕎麦を打つというものでした。

 料理教室や子供向けの体験実習など、最近ではいろいろな場面で蕎麦打ちをお教えさせていただく機会が増えました。そのたびに思うことが一つあります。
 
  この世界に入って18年がたち、まあなんとか人様の前でお見せできるぐらいの腕前にはなったので、このようなお仕事を頂けるようにはなったのだとは思いま すが、教えている側の自分も指導の終わった後には必ず、蕎麦打ちの新たな発見があったり、いろいろな気づきを頂いたりして、蕎麦打ちが上手になっているの です。

 お店でも、毎日のように若いスタッフに蕎麦打ちを教えています。どのようにすれば、ポイントをわかりやすく伝えられるのかを毎日考えています。本質を分かりやすく説明できるようになると、自分でもそのことが前より少し上手になっています。
 まわりのみんなも上手になるし、教えている自分もそのおかげで少し上手になる。なんだかとっても嬉しくなります。

 蕎麦の打ち方や蕎麦打ちの楽しさを多くの方に知っていただくことは、私にとりましてライフワークです。これからも機会があれば、私のお伝えできる範囲で蕎麦打ちの魅力を伝えていければと思っています。

 さて、インターネットでの蕎麦打ち指導動画は、近日中には見れるようになると思いますので、その時にはまたここでご紹介させていただきたいと思います。

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